YTMとGTMどちらを使うべきか

企業のWEB担当者はタグ管理システムをYahoo! Tag Manager(YTM)とGoogle Tag Manager(GTM)のどちらを使用するべきか迷ったことがあるかもしれません。


おそらく、大手広告代理店であればYahoo! Tag Manager(YTM)を使っているところが多いはずです。理由の1つはサポート体制です。まず、Yahoo! Tag Manager(YTM)にはタグカタログというものがあり、Yahoo!が検証した媒体やツールのタグだけがタグカタログから選ぶことができます。さすがにYahoo!だけあり、大手媒体のタグはほぼそろっています。必要な媒体の名前をタグカタログから選び、あとは媒体で発行したタグの中に含まれるID等の情報を入力し、タグを発火(起動)させたいページとを紐付ければ計測が開始されます。WEB担当者にプログラミングの知識はあまり必要とされません。無料サポートもメールベースですが基本24時間以内に返信があります。


一方、Google Tag Manager(GTM)は小規模から中規模の企業に多く導入されている印象があります。うまくイベント等の機能を使いこなすにはJavaScriptに精通したプログラマーが最低一人は社内にいた方がよいと思われます。また、媒体のサポートセンターもGoogle Tag Manager(GTM)はサポート対象外であり、ユーザーはGoogleのヘルプページや個人がブログ等で発信している情報を探し回りながら知識を蓄積している場合が多いです。Google AnalyticsやAdowrdsの媒体タグを紐付ける程度であれば、特にJavaScript等の知識は必要なく利用できるので安心してください。

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