広告のコンバージョン数とアクセス解析ツールのコンバージョン数の違い
広告のコンバージョン数とGoogle Analyticsなどのアクセス解析ツールのコンバージョン数を同一集計期間で比較すると、多くの場合一致しません。理由は集計の定義による違いです。
最初にアクセス解析ツールの話をすると、殆どのアクセス解析ツールは、ユーザーがコンバージョンした際に最後にアクセスしてきた流入チャネルを最終接触チャネルとして集計します。例えば、ユーザーが広告をクリックしてサイトを訪れたがその際はコンバージョンせずにサイトを離脱、後日、自然検索経由で再度サイトに流入してコンバージョンした場合、コンバージョンは最終接触チャネルとして自然検索に付きます。
一方、広告(媒体管理画面)の場合、最終接触チャネルが何であろうが、最後にユーザーがクリックした広告にコンバージョンが付きます。また、広告の場合最後にクリックした広告にコンバージョンが付くので、仮にユーザーが6/1に広告をクリックして、その後7月15日に他流入チャネルでコンバージョンした場合、媒体管理画面では6/1にコンバージョンが付きます。(アクセス解析ツールでは7/15)よって、多くの広告媒体では、月次推移でみると過去のコンバージョンが日を追うごとに多くなる傾向があります。特にコンバージョンまでの比較検討期間が長い商材が対象の場合、その傾向が強くなります。
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